綾活研究室

難波真実

三浦綾子作品で使われているオノマトペ“がらんがらん”

印象に残ったオノマトペ語句の11語目です。「……ホームでガランガランと、手からころげ落ちたものがあるんだ。……」三浦綾子『道ありき』[三八]この語句は、今のところ(収録している18作品で)、『道ありき』だけで使われています。これはですねえ、...
難波真実

三浦綾子作品で使われているオノマトペ“齷齪(あくせく)”

印象に残ったオノマトペ語句の10語目です。「みんなあくせく勉強してさあ、なあおセキ、高校に行って、大学に行って、それから就職して、嫁さんもらって、子供ができて、停年になって、ぼやぼやしているうちに、年を取って、脳溢血か癌で死んじまうんだろ」...
難波真実

三浦綾子作品で使われているオノマトペ“りんりん”

印象に残ったオノマトペ語句の9語目です。馬橇がリンリン鈴を鳴らしながら、いく台も通る。三浦綾子『塩狩峠』[雪の街角]この語句は、今のところ(収録している18作品で)、『塩狩峠』だけで使われています。ただ、作業はずいぶん先のことになりますが、...
難波真実

三浦綾子作品で使われているオノマトペ“ゆらり”

印象に残ったオノマトペ語句の8語目です。陽子が北原の腕の中で、ゆらりとゆれた。三浦綾子『氷点』[とびら]この語句は、今のところ(収録している18作品で)、『氷点』だけで使われています。『氷点』は、三浦綾子さんのデビュー作であり代表作です。1...
難波真実

三浦綾子作品で使われているオノマトペ“むにゃむにゃ”

印象に残ったオノマトペ語句の7語目です。と、その時、口の中でムニャムニャふしをつけて読んでいたクメの声がぴたりと止んだ。三浦綾子『裁きの家』[三十六]この語句も、今のところ(収録している18作品で)、『裁きの家』だけで使われています。『裁き...
難波真実

三浦綾子作品で使われているオノマトペ“はっし”

印象に残ったオノマトペ語句の6語目です。清彦はざりがにをつかんで、はっしと石の上に叩きつけた。三浦綾子『裁きの家』[七]この語句は、今のところ(収録している18作品で)、『裁きの家』だけで使われています。このごろの小説作品で、「はっし」は見...
難波真実

三浦綾子作品で使われているオノマトペ“のめのめ”

印象に残ったオノマトペ語句の5語目です。優子や息子たちの手前、このままのめのめ帰るわけにもいかない。三浦綾子『裁きの家』[三]この語句は、今のところ(収録している18作品で)、『裁きの家』で2回、『死の彼方までも』で1回、合計3回使われてい...
難波真実

三浦綾子作品で使われているオノマトペ“ちかちか”

印象に残ったオノマトペ語句の4語目です。「……博史は、あなたと兄弟でも、少し神経がチカチカしてるわ。……」三浦綾子『裁きの家』[十五]この語句も、今のところ(収録している18作品で)、『裁きの家』だけです。「チカチカ」は、私のイメージでは、...
難波真実

三浦綾子作品で使われているオノマトペ“ざぼざぼ”

印象に残ったオノマトペ語句の3語目です。あたたかい日には、雪どけ水が轍にたまり、子供たちはその中を、ざぼざぼと歩く。三浦綾子『草のうた』[29]この語句は、今のところ(収録している18作品で)、『草のうた』だけです。そして、小学館の『日本語...
難波真実

三浦綾子作品で使われているオノマトペ“かちかち”

印象に残ったオノマトペ語句の2語目です。クメは入歯をカチカチ音させながら言った。三浦綾子『裁きの家』[三十六]この語句も、今のところ(収録している18作品で)、『裁きの家』だけです。昔話に「かちかち山」というのがありますが、まさにそのカチカ...